SAMARU(さまる)AMARUキャンプ場・オートキャンプ場編

キャンプ初心者がキャンプを楽しむためには!?場所選びやマナーについて解説

キャンプ初心者がキャンプを楽しむためには!?場所選びやマナーについて解説

夏が過ぎ暑さも徐々にやわらいできた季節になりました。
これから本格的な秋をむかえるわけですが、秋といえば「キャンプ」を始めるベストシーズンだといえるでしょう。
しかし、初心者の人のなかには「キャンプをはじめたいけど何から準備をしたらいいか分からない」と悩んでいる人もいると思います。
そこで、今回の記事では、キャンプ初心者向けにキャンプを楽しむためのコツやポイントについて紹介していきます。

まずはキャンプ場選びから

キャンプ場は大きく分けると「オートキャンプ場」と「フリーサイト」があります。

キャンプをするにあたってテントを張り過ごす場所選びは非常に重要です。

ここでは「オートキャンプ場」と「フリーサイト」の特徴、キャンプ場を選ぶポイントについて解説します。

オートキャンプ場について

オートキャンプ場は、テントサイトの近くまで車を乗り入れることができるキャンプ場のことをいいます。テントサイトの近くまで車で乗り入れることができるため、荷物の運搬が非常に楽にできます。また、すぐ近くに車があるため車内で携帯の充電ができたり、急な天候不良時には車内に避難することが可能です。

オートキャンプ場はテントを設営する場所が区画ごとに決められているため、隣りのテントと一定のスペースを保ったままキャンプをすることができます。

一方で、フリーサイトと比較するとキャンプ場の利用料は高いケースが多いです。

フリーサイトについて

フリーサイトはサイト内なら自由にテントの設営をすることができます。景色や見晴らしのいい場所を決めてテントの設営をすることが可能です。

フリーサイトはキャンプ場の利用料がリーズナブルなケースが多いですが、車を近くに停められなかったり、隣りのテントと近かったりする場合があります。この点はフリーサイトのデメリットといえます。

初心者はどちらのキャンプ場がオススメ?

初心者の人は、オートキャンプ場でまずはキャンプを始めてみることをオススメします。

オートキャンプ場は区画が整備されており、テントサイト近くに車を停めることができるため荷物の搬入をスムーズにすることができるため便利です。

季節に応じたキャンプの楽しみ方

ここからは季節に応じたキャンプの楽しみ方について紹介します。

キャンプ初心者の人が快適にキャンプ場で過ごすことができる季節はいつなのでしょうか?

結論からいうと、キャンプ初心者の人は秋にすることをおススメします。その理由についても紹介します。

春キャンプの楽しみ方

春は比較的天気が穏やかで日中の気温も過ごしやすいです。春の陽気を味わいつつ自然を満喫することができます。日中は過ごしやすいですが、朝晩はまだ冷え込む時があるため防寒対策は必要です。

春頃からキャンプ場が開き始める場所が多いため、春はキャンプを始める人が多いです。

ゴールデンウイークがあるため休みの日には、キャンプ場の予約が取りにくい場合もあります。

夏キャンプの楽しみ方

夏はキャンプのみならずアウトドアを楽しむのに絶好のシーズンです。

キャンプ場は標高が高い場所にあるケースが多いため避暑地をもとめてキャンプをする人もいるでしょう。

しかし、いくら避暑地といっても暑さ対策は必要です。

例えば食材が腐らないように保冷剤を用意する、熱中症対策用の飲み物を用意するなどが必要です。

楽しくキャンプをするためには熱中症対策が大切です。

秋キャンプの楽しみ方

私がキャンプ初心者の人に一番おススメする季節です。

秋は日照時間が短く朝や夜の気温が冷え込むため、寒さ対策は必要です。その分、焚き火をしたり、温かい料理を食べるなどして楽しむことができます。

行楽シーズンであるため休日のキャンプ場は込みやすいですが、自然を満喫するにはおススメの時期です。

冬キャンプの楽しみ方

冬にキャンプをする人は少数ですが、好まれる人もいます。

冬は虫がいないため、虫が苦手な人でも安心してキャンプをすることができます。また、冬ならでは澄んだ空気があるため、夜になると綺麗な星空を楽しめます。

冬にキャンプをするのは勇気が必要なので、玄人向けといえるでしょう。

キャンプの服装

キャンプ初心者の人は、キャンプ当日の服装に迷われる人もいます。

ここでは季節ごとのキャンプに適した服装をいくつか紹介します。

春から夏にかけて

春から夏のキャンプでは、上衣はTシャツ、下衣は長ズボンがおススメです。

春は気温の変化があるため、Tシャツだけだと寒いと感じる人もいると思いますので、マウンテンパーカーなどの羽織るものがあると調整することができます。

よく夏場に短パンでキャンプをする人がいますが、これはあまりおススメできません。

なぜかというと、夏は虫や蛇が出没しやすく、攻撃されるリスクがあるからです。

短パンは肌が露出しているため直接攻撃されやすいですが、長ズボンを履いていると直接攻撃されにくいため、自分の身を守ることができます。

秋から冬にかけて

秋、冬のキャンプでは防寒対策が非常に重要です。

キャンプ場は標高が高いところにあるため、平地と比べると気温が低くなりがちです。そのため、昼間は過ごしやすい気温でも、夜になると一気に冷え込む場合もあります。

とくに冬はダウンや毛布などがないと快適に過ごせない場合があります。

秋や冬にキャンプをする場合は、生地のしっかりしたダウンや、フリースなどのアウターが必要です。

キャンプをするときに守るべきルール、マナー

キャンプ場でのルールやマナーは色々とあります。

場所によってルールなどは変わるため必ずキャンプ場にチェックインするときにはルールを確認しましょう。

ここではキャンプ場での最低限のルールやマナーについて紹介します。

ゴミを不法投棄しないこと

キャンプ場で料理をすることがあると思いますが、基本的にゴミは持ち帰る場合が多いです。

場所によっては無料でゴミの処分ができたり、有料でゴミの処理を引き受けてくれる場所もあります。

ですが、ゴミは基本持ち帰りです。

しかし、キャンプ初心者、上級者問わずゴミを不法投棄して帰るマナーの悪い、非常識なキャンパーがいるのも事実です。

ゴミが捨てられているキャンプ場で次の人が気持ちよくキャンプできると思いますか?

必ずゴミは定められたルールで処理するようにしましょう。

焚き火をするときは焚き火台を使用すること

焚き火をするときは、焚き火台を使用するようにしましょう。

焚き火台とは、焚き火をするときに使用する専用の器具のことをいいます。この焚き火台を使用しないと焚き火の火力で地面が焼けたり、灰が残るといったデメリットがあります。また、山火事の原因にもなります。

キャンプ場によっては「直火OK」の場所がありますが、そこでは焚き火台を使わずに地面に穴を掘り、焚き火をすることができます。

まとめ

今回はキャンプ初心者がキャンプを楽しむための方法について紹介してきました。キャンプは非日常の雰囲気、時間の流れを楽しむことができる癒しのひと時です。

キャンプ初心者の人は「何を準備したらいいのか?」、「服装はどうしたらいいのか?」、「キャンプ場でのルールってあるの?」など色々な不安があると思います。

キャンプ初心者の人の不安解決のために今回の記事が参考になれば嬉しいです。この記事を読んでキャンプに出かけましょう。