SAMARU(さまる)AMARUキャンプ場・オートキャンプ場編

料理しないソロキャンプ入門講座!6つのメリットやおすすめの食事メニューを紹介

料理しないソロキャンプ入門講座!6つのメリットやおすすめの食事メニューを紹介

キャンプの醍醐味の一つとも言われる「キャンプ飯」ですが、アウトドアで料理をするのは、食材・道具の準備などから片付けまで手間が多くて大変。仲間と一緒ならそんな苦労も楽しく感じられるかもしれません。しかし、ソロキャンプとなるとただ疲れる上に多くの時間も要するため、せっかくの一人で過ごすひと時があっという間に終わってしまうなんてことも十分あり得ます。
今回は、実はメリットだらけの「料理しないソロキャンプ」という選択肢について解説。アウトドアのひと時をもっと充実したものにしたい、と思っているソロキャンパーは必見です!

料理しないソロキャンプのメリットとは?

ソロキャンプにおいて、料理しない選択をするメリットは沢山あります。一例として挙げられるのは、以下の6つです。

自然を満喫できる

そもそもキャンプの魅力とは、日常から離れて自然と向き合えることですよね。それなのに最大の目的が料理をする忙しさゆえ、疎かになっていたら元も子もありません。思い切って料理をやめてしまえば、より自然を満喫できるようになります。

意外と身近に存在している草花の魅力に気付けたり、何も考えずにその場との一体感を味わったりと、ソロキャンプの新たな楽しみ方に出会える可能性にも期待大。

キャンプ場によってはSUP、サイクリングといったアクティビティを楽しむことも可能です。そういった体験を通じ、全身で自然を体感するのは気持ち良いですよ。

のんびり過ごせる

料理をしなければ、必然的に一人でのんびり過ごせる時間が増加。アウトドアは好きでも毎度の食事を考えるのが億劫だった方は、それを手放すことでストレスフリーなひと時を過ごせるようになります。

「〜しなければならない」といったタスクをなくし、日常ではあり得ないような縛りのない、開放的な時間を思う存分堪能してみてください。テントの中にゴロンと横になり、ただただ何もしないことほど贅沢なことはないと感じるはずです。

荷物が減る

ソロキャンプの荷物は、軽量・コンパクトが基本ですよね。しかし、キャンプで料理する際は食材以外に調理道具、食器といった持ち運びにくいアイテムが必須。メニューへのこだわりが増すほどより多くの荷物が必要になり、結果的にはキャンプ場に辿り着くだけでも一苦労になってしまいます。

料理をしない選択をすることで、そんな面倒は一切不要に。また、食材の持ち運びやレシピ考案の手間が省けるなど、他にもメリットがいっぱいです。後片付けの際に必要なスタッキング作業の煩わしさなども軽減できますよ。

絶景を見逃さない

ソロキャンプで料理をした後は、自分で片付けをする必要があります。しかし、食器洗いをしている最中にもしも日が落ちてしまったら、せっかくの絶景を見られるチャンスを目の前で逃してしまうかもしれません。朝日も同じで、起床してから朝食の準備を優先しているうちにベストショットを逃してしまう可能性も。

そんな残念な結果を招かないよう、「食事は簡単なもので済ませれば良い」という心持ちでいることが重要です。料理や後片付けを気にする必要がなくなると共に、その瞬間にしか見られない美しい景色を見逃す恐れもなくなります。

アウトドアが途切れない

ソロキャンプの合間にトレッキングや川遊びを予定している場合、朝・昼・晩の食事を意識しながら遊ぶことになるとせっかくのアウトドア体験に空白が生まれてしまいます。その場で料理するのは無理な可能性が高いので、いちいち料理できる場所まで戻らなくてはいけません。

調理以外の食事、後片付けの時間も考慮するのは、アウトドア好きにとってかなりのストレス。料理しない選択によって、そのような問題も解決しちゃいましょう。思う存分自然を満喫したい時は、アウトドア体験を第一に考え、食事は本当に必要なタイミングでとるスタイルがベストです。

焚火とお酒の時間がより贅沢に

料理をしなくなる分、焚火をしながらお酒を飲むひと時がより贅沢に感じられるのもメリットの一つです。料理のために火をおこすのでなく、パチパチという音を聴きながらゆっくりと自然を満喫する…。そんな焚火の楽しみ方こそ、自然との一体化に欠かせないように思います。

お酒のあてとして、手軽につまめるものがあればもう最高ですね。おつまみは事前に用意した市販のもので十分。携帯しやすいジャーキー、ミックスナッツなどが特におすすめです。手間がかかる料理の工程を踏まずして、大自然に身を置きながら心身共に満たされちゃいましょう。

料理しないソロキャンプ向けの食事メニュー

「料理しないソロキャンプ」という選択肢があるとはいえ、実際お腹は減ってしまうもの。自分で作らないのであれば、一体何を食べたら良いのでしょうか。ここでは、調理不要で手軽に食べられる食事メニューをご紹介します。ここまでの内容に関心を持った方は、参考までにチェックしてみてください。

市販の弁当や惣菜

まず初めにおすすめするのが、スーパーやコンビニなどで手に入る弁当や惣菜。最近はこれらのような市販のものでもクオリティが高く、美味しい商品が揃っているため、自分が食べたいものを選べるのもポイントです。事前に用意する必要はあるものの、レシピなどを考える煩わしさは一切ありません。

早めの用意が面倒な方は、当日の道中にでも購入すればOK。また、キャンプ場の近くに買い出しできる場所があるなら、到着後に買い足すことも可能です。事前に周辺のマップを確認しておきましょう。

カップ麺・レトルト食品

種類豊富なカップ麺やレトルト食品もおすすめです。弁当や総菜と違い、密閉されていることから持ち運びの利便性も高く、ソロキャンプでは重宝します。お湯をかけたり、温めたりと簡単な工程は要しますが、しっかり”料理する”わけではないので誰でも簡単に食べられるのが魅力です。保存が利くため、万が一余った場合は次回に取っておけます。保温機能に優れた魔法瓶などのポットを使えば、お湯を沸かす道具の準備も不要です。

屋外の風を浴びながら食べると、どんな食べ物も美味しく感じられるのは何とも不思議。ハッキリ言ってしまえば、一人で楽しむソロキャンプに見た目や味わいに凝った要素は必要ありません。自分が満足できるのならそれで良いのです。

周辺の飲食店を利用

「料理したくないけど、美味しいものは食べたい!」という方には、キャンプ場周辺の飲食店で食事をとる方法がおすすめです。道の駅が近くにあれば、地元産の新鮮な食材を使った料理が食べられる可能性も。そこでしか食べられない絶品メニューを味わえば、ソロキャンプの思い出がより印象的で素敵なものとなることでしょう。

ソロキャンプをもっと充実させよう!

今回ご紹介したように、料理しないソロキャンプはメリットだらけです。最近は調理不要の食べ物も豊富に存在するので、食事メニューに事欠くことはないでしょう。

キャンプ本来の目的である自然と向き合う時間を確保しながら、思う存分一人だけの時間を満喫できるのはとても魅力的ですよね。キャンプ料理の味に妥協したくなければ、周辺の飲食店でその地ならではの絶品料理を堪能する手だってあります。

現時点で料理することに煩わしさを感じている方、本記事を読んで料理しないスタイルもアリだと感じた方は、是非一度「料理しないソロキャンプ」に挑戦してみてください!